管理人ぷーざ年初の挨拶
明けましておめでとうございます。
昨年はプリキュア20周年のアニバーサリーイヤーでした。
それに関連して多くの特別なイベントが行なわれましたし、また、限定グッズも発売されました。嬉しい悲鳴ではありますが、我々ファンにとっては例年にない散財を余儀なくされた年でもありました。
同じバンダイで言えば「ガンダム」などの先行するIPと同様、プリキュアも「裕福な大人がお金を落とす」ビジネスモデルに変わりつつあるのかもしれません。そんな潮目の変化も感じました。
話は唐突ですが、プリキュアは「日常を守る為に戦っている」とよく言われます。
一応、プリキュアたちが正義の為に戦っていたこともなくはありませんが、それはあくまで、日常が保たれることの前提としての正義だった様に感じます。最優先はあくまで日常や隣人。
中学生が抽象的な善悪や正義を語ることには違和感がありますし、「日常を守りたい」という身近な動機のほうが中学生の身の丈には余程合っているわけです。これは、第1作「ふたりはプリキュア」からずっと存在していたプリキュアの世界観であって。
プリキュアの世界観や善悪感については皆さんもよくご存知でしょうし、同意もして頂けるでしょう。
そうであれば、プリキュアの本質も日常回にこそあることに?
例えば、毎年年明けのクライマックスの盛り上がりは確かに感動的なものですが、それも日常回の積み上げがあってこそのものですから、何ら特別ではない日常回のほうを愛でたいと自分は思います。
同様に、アニバーサリーな要素は恐らくないであろう「わんだふるぷりきゅあ!」は、もしかすれば、ひろプリほどドラマチックなものではないかもしれません。それでよいのです。
例年通りにプリキュアの新シリーズを楽しむことができる「日常」に感謝したいと思うのです。
今年もよろしくお願い致します。