管理人ぷーざ年初の挨拶

明けましておめでとうございます。
毎年言っていることではありますが、まずは新シリーズ「キミとアイドル プリキュア♪ 」が決定していることを喜びたいです。
例年通りですと、新年最初の放送日に新シリーズの詳細が明らかにされそうですので、その日とは、今年で言えば1月5日ですね。

プリキュアシリーズが20周年を迎えて、プリキュア自体が大きな変化を迎えたと感じます。
新年から深夜枠で、別の新シリーズ「魔法つかいプリキュア!! ~MIRAI DAYS~」が始まりますし、「プリキュアシンガーズ Premium LIVE HOUSE Circuit!」は元々は20周年企画のイベントでしたが、今後毎年開催で定番化しそうな勢いです。
昨年の年初のご挨拶で私が言った、「大友ファンとの共存」がいよいよ始まっているのかも知れません。

しかし一方で、物事の本質はそうそう変わるものでもありません。
プリキュアファンの多くは、シリーズの「子ども向けであることを前提とした世界観」に魅力を感じているのではないでしょうか。えてして表現は、何かの制約があることで逆に魅力あるものになります。
「子どもだまし」という言葉がありますが、子どもは実際には騙されません。子どもは初見で騙されることがあるかも知れないが、いつまでも子どもではないのだし、また子どもの記憶力はむしろ高いから、いずれは自分が騙されていることに気づいてしまう。

子どもの為に、「分かりやすい」物語を描く必要はありそうです。
では、子どもにとっての分かりやすい物語とは何かというと、ひとつには物語のメッセージが「子どもが持ちうる問題意識」を、つまり「子どもの想像が及ぶ日常」を扱っているということになるでしょうか。
たとえその様な制約があろうとも、結局は大人が観ても納得できる質のものでなければ、子どもの心も動かすことは出来ません。我々は、かくして創作された物語に魅了されるのではないでしょうか。

新年に、「子ども向けの創作とは何か?」ということを考えていました。
今年も宜しくお願い致します。